オランダ

皇太子とその妻がオランダを訪問中だが
持ち上げ報道がすさまじい。

不明瞭な今回の出席経緯、行事選り好み参加でも
表向き心の病、実質「○チガイ」はよくできましたとほめてもらえるのか。
ちょっとアレな子が少し頑張るだけでほめてもらえるのと同じ理屈なの?

以前、オランダは反日の国だった。(今もそうかもしれない)
オランダ王室の方や、オランダ国民が表向き歓迎してくれているのは
オランダ王室と両陛下や秋篠宮両殿下との交流で積み重ねてきたものがあるからこそ。
それだけではないにしても、皇太子一家が2006年に静養させてもらえたり、
今回「特別に」直電で誘われたりしたことは、皇太子の妻のキャリアや能力とは何の関係もない。
今回の訪問実現は皇太子の妻の父の尽力(暗躍?)があったとも言われているがどうなんだろう。


世論を以前の「優秀な」「海外で活躍する」「すばらしい」それなのに「籠の鳥」で「おかわいそう」に
戻す予定でテレビも過剰賛美を続けているのだろう。
そして、実際そう思ってしまう人もいるのだろう。
でももう騙されない人も確実にいる。
過剰に持ち上げれば持ち上げるほど胡散臭く感じる人もいる。

ちゃっかりと「これからも海外公務に専念して」とか「無理をせずにできる公務から」
などという論調にもうんざり。
あんなのを海外に出したら恥ずかしい。
あの人がやっているのはやりたい公務だけ。


出発のタラップ上で立ち位置を間違え
到着時には皇太子をつついて振り向かせ、ハイテンションで手を振る。
これは成婚パレードの時にも同じことをやらかしている。
(成婚パレードでは皇太子の肩を叩いて自分の親戚に手を振らせ、
 東宮御所に到着して降りて並ぶときに位置を間違えている)
ドレスの裾を踏んでよろけるのも皇室入り直後にもやっている。
20年いても、なんの進歩もない。
成婚時は仕方がないと言われても今はあってはならない。
失敗を責めるというより、「優秀なキャリアウーマン」という看板と実態が違いすぎることにあきれる。
努力もせずに、不都合なことはすべて誰かのせいや環境のせいにするというやり口は嫌われてもしょうがない。
指導やアドバイスは聞かない人だというし、人のせいにはできない。
服が変(コード的に)とか、体型がどうとか見た目はもうしょうがないけれど
所作はなんとかならないものか。
あれが「日本の皇太子妃」と世界に配信されることは、おぞましい。

皇族だから批判するなというのもおかしい。
皇室の品位を貶めているのは皇太子の妻。
皇太子ももう品位が消え失せて妻と同じレベルになっている。
病気の人を叩くなというが、それならばその病気の説明をきちんとすべき。
どういう理屈で、国内の園遊会や宮中三殿の参拝ができなくて
海外の即位式とレセプションには出られるのか、
国内ではカメラが負担だから取材するなと言いながら、
どうして海外では自らカメラの前に突進してくるのか。

これからもやりたい放題して、皇室をぶっ壊すつもりなんだろうか。
あのふたりが即位したら日本が終わる。
離婚や皇太子の退位が難しいのであれば
今上陛下には現皇太子の死よりも後まで、長く生きていてもらうしかない。

日記(5/6)

休みが終わる…憂鬱。

帰省は楽しく過ごした。
休みの間中、風が強くてほとんど家の中(出かけた先でも屋内)で過ごした。
以前はタラの芽取りに行ったりバーベキューをしたりもしたし
ゴールデンウイークはお正月やお盆の帰省時とは違って気候が良く
外が心地よいはずなのに、今年はちょっと違う。
でも、お彼岸に帰省できなかったのでお墓参りにも行ってきたし、帰って良かった。


行きは久しぶりに電車とバスを乗り継いでみた。
バス停にはこんな貼り紙が…
バス停の貼り紙

田舎の古びたバス待合室。
テロ?
テロリストがこんな利用者が少なく辺鄙なところで何かするような可能性はあるのだろうか?
(現防衛大臣の選挙区なので、脅し的嫌がらせ的テロ行為が絶対にないとは言えないけど…
 貼り紙の日付は防衛大臣就任前だから関係なさそう…圧力鍋も関係ないし…)
ここはJRの駅前の停留所でJRのほうは地下鉄サリン事件や911の後の一時期はごみ箱を撤去していたが
今は普通にごみ箱がある。それなのに、おんぼろバス停の方はごみ箱撤去って…。

「ごみを持ち帰る」ということそのものについては、良いと思う。
ごみ箱がないからといってその辺に捨てている人はいなくてきれいだった。


第1653回「あなたが好きな景色」

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田んぼに水を引いて、田植えが始まるまでの数日のほんの短い間の景色。
実家の二階の窓から見ると、広大な平野に水が入り、
(あぜ道や農道や家はあるけど)海のようだと子供の頃は思っていた。
月の夜は月が水面に映ったり、風が吹けばさざ波が立ったりしていた。
かえるの合唱もなんだか落ち着く。
以前はゴールデンウイークには実家周辺でその景色を見ることができたが
最近は5月半ば以降に田植えをすることが推奨されていて、
ゴールデンウイークに水の入っている田はそれほど多くはない。
それに窓から見える田んぼも前よりは少なくなった。

中韓タッグで「安倍政権潰し」を画策情報 国内の“反日勢力”も呼応

【スクープ最前線】中韓タッグで「安倍政権潰し」を画策情報 国内の“反日勢力”も呼応
2013.05.09

中国と韓国が在米ロビイストなどを駆使して、
安倍晋三政権の転覆工作に着手したという衝撃情報が飛び込んできた。
歴史問題などを理由にしているが、実際は、アベノミクスで自国経済が打撃を受けて、
追い込まれたことが背景にあるようだ。
「日本たたき」「安倍政権潰し」の卑劣な動きに、
何と、日本国内の反日勢力も協力しているという。
日本が致命的に弱い情報戦と広報戦(=世論工作)。
ジャーナリストの加賀孝英氏が、知られざる実態に迫った。

「あの気難しいロシアのプーチン大統領に
『実は日本が大好きだ。日本に行きたい』といわせ、
トルコでは原発輸出を大きく前進させた。
外遊の狙いは『資源外交』と『対中包囲網の形成』だったが、大成功だ」
安倍首相のロシア・中東歴訪を受け、官邸関係者はこう語った。
GW明けから、永田町は参院選モードに突入した。景気指標や世論調査の好調を背景に、
政府与党の一部には「楽観ムード」も漂っているが、
実は今、米国内で大変なことが起こっている。
以下、米政府や韓国政府の関係者から、私(=加賀)が得た情報だ。

「訪米中の韓国の朴槿恵大統領と、オバマ米大統領は7日(日本時間8日未明)、
初めての首脳会談を行った。朝鮮半島危機を念頭に米韓協力体制の進展が話し合われたが、
韓国側が水面下で迫っているのは、従来の米韓日体制から、米中韓体制への見直し。
つまり、『中国重視』と『日本外し』だ」
「韓国系ロビイストを大量動員して米政府に工作している。
彼らは『日本は軍国主義に戻った』『安倍首相が元凶だ』と吹聴し、
安倍首相が4月27日のイベントで迷彩服で戦車に搭乗した写真や、
同28日の主権回復・国際社会復帰を記念する式典で
『天皇陛下、万歳』と声を上げている映像を見せている」
「こうした動きに、中国系ロビイストが連動している。
中韓両国とも『領土問題と歴史問題、アベノミクスによる自国経済打撃』で
安倍政権を敵視している。民主党政権とは違って恫喝にも屈しない安倍政権に業を煮やし、
『潰してしまえ』と悪魔の握手をしたとしか思えない」
中国と韓国のロビイストらが、歴史的正確性に疑問が多い
「南京事件」や「慰安婦問題」などを持ち出して、
日本弱体化を進めてきたことは知る人ぞ知る話だが、
ついに「安倍政権転覆工作」にまで着手したようだ。
さらに旧知の米国防総省関係者はこう語る。

「中国は最近、あらゆるチャンネルを通じて、
『一瞬でもいい。尖閣諸島に(中国人民解放軍を)上陸させてほしい。
どんな交換条件でものむ』と米政府に懇願してきている。
ケリー国務長官は親中派として有名だが、
他にも中国の提案に心を動かされる米政府関係者はいる」

何ということか。中国系ロビイストは、日本固有の領土である
沖縄県・尖閣諸島への侵攻に向けた地ならしまでしているとの証言だ。
これらを、日本の情報当局や外務省は把握しているのか。
実は、中韓両国による情報戦や広報戦に、日本国内の反日勢力も加担しているという。
日本の外事警察関係者が明かす。
「中韓両国の政府筋が、安倍首相の周辺情報に異常に詳しい。
野党を含む、国内の反安倍議員やメディア関係者などが情報をリークしている」
彼らが政権転覆を狙って他国に情報を漏洩しているとすれば、
国家的な裏切り者(=売国奴)とも言うべき存在だ。

小野寺五典防衛相は4月29日に訪米し、ヘーゲル国防長官と会談した。
この席で、小野寺、ヘーゲル両氏は「(尖閣問題に関しては)
現状変更を試みるいかなる力による一方的な行為にも反対する」との認識で一致した。
 中国を牽制する言質を勝ち取った-と受け止められているが、
現実はそれほど単純ではない。
前述したように、日本は情報戦や広報戦で、中韓両国に突き放されている。
これが嘘偽らざる現状なのだ。

 ■加賀孝英(かが・こうえい)ジャーナリスト。1957年生まれ。
週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。
週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍。一昨年11月、
月刊「文藝春秋」で「尾崎豊の遺書・全文公開」を発表し、大きな話題となった。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130509/plt1305090708001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130509/plt1305090708001-n2.htm

日記(5/13)

ゴールデンウイーク以降、やる気なし。
勤労意欲もあまりない。
家事は手抜き、ぬり絵も飽きた。
今日のように、霧雨が降って肌寒いと動くことさえ億劫。
ニュースによると、今日は暑かったと言っていたけど、ここは寒かった。
せめてカラッと晴れてくれれば気分も違うのに。

色鉛筆

ぬり絵は飽きたと昨日書いた。
以前にも書いたが、曼荼羅ぬり絵をたまに塗っている。
大人用のぬり絵も何種類もあり、
風景画や草花など、いろいろ有ったが
曼荼羅は使う色に縛られず、自由に塗れるので選んだ。
風景画は色の濃淡をつけたり、塗り跡の工夫が必要だけど
べっとりと均一に塗るのが好きな私には図形の組み合わせの曼荼羅のほうがいい。
色鉛筆は36色のものを使っている。
でも、使う色はわりと決まっていて、使わない色はほとんど使わない。
例…黄土色とかねずみ色とか
ぬり絵を始めて4か月位になるが、色鉛筆の減り具合にも偏りがでてきている。
そうすると、今度はあまり使わない色を使ってみようか…という気持ちになり
ついには「使いたくはないけど使わなくては…」と思ってしまう。
曼荼羅ぬり絵の解説には選ぶ色も心の状態を表す云々と書いてあり
「使わなくては」という気持ちで色を選ぶと、違う…
などとごちゃごちゃと考えてしまい、ぬり絵を楽しむという本来の目的とは離れてしまっている。
使わない色もいくつかあるけど、でももっと別の色が欲しくなり、さらに買い足そうかなと思う日もある。
曼荼羅模様を楽しむということはほとんどない。
細かい模様だと、元気な時は楽しいが、そうでない時はめんどくさい。
無理に塗る必要もないのだから、もっと気楽に楽しめばいいのだけれど。

高市氏、陳謝で早期の幕引きはかる

高市氏、陳謝で早期の幕引きはかる
2013.5.14 22:00 (1/2ページ)
 日本の植民地支配を認めて謝罪した「村山談話」に対する違和感を表明していた自民党の高市早苗政調会長は14日、党幹部の批判を踏まえ、今後は発言を自重する考えを示した。2カ月後に迫った参院選への影響を考慮し、歴史認識をめぐる議論がこれ以上拡大するのを避けるため、早期に幕引きをはかった格好だ。
 「党と政府で見解の相違があると誤解を招くような発言は厳に慎んでもらいたい」。石破茂幹事長は14日に国会内で開かれた役員連絡会でこう述べ、名指しこそ避けたものの高市氏を念頭に注意を促した。
 これを受け、高市氏は会合後、記者団に「内閣が村山談話を引き継ぐと決めたので、それに反する発言が党から発信されることは慎みたい」と“陳謝”。菅義偉官房長官からも電話で「(内閣は)村山談話を引き継いでいる」と指摘されたと説明した。
 高市氏は安倍晋三首相と思想信条を同じくするという自負心を持っている。首相の考えを代弁したいとの気持ちもあったようだが結果的に勇み足に終わり、周囲には「政府の方針を知っていれば対応は違った」と漏らしている。

2013.5.14 22:00 (2/2ページ)
 ただ、高市氏はこれまでも、踏み込んだ発言で物議を醸したことがある。
 2月3日には、党内で議論の最中だった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加の是非について「政府が決めることで、党が賛成、反対したからどうなるものでもない」と党内議論を軽視するかのような発言を行い、反対派が猛反発。他の幹部がなだめに回った。
 1月には税制改正大綱の党内手続きの最終段階で、自動車重量税の位置づけが道路特定財源の復活のように「誤解を受ける」と公言し、菅氏らが火消しに追われたこともあった。党幹部の一人は「高市さんは正しいと思ったら突き進む理念型。党内調整にも気を配ってくれるといいのだが」とこぼす。
 高市氏は15日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を主張する県連を説得するため、同県入りする。当面は参院選公約の責任者として裏方に徹する日々となりそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130514/stt13051422020013-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130514/stt13051422020013-n2.htm




高市さんの考えや発言内容そのものは間違っていない。


検索ワード

数日前に
「佳子さま 眞子さま あきひとさま」 という検索ワードで訪問した方がいるようだけど
まさか悠仁さま(ひさひとさま)をあきひとさまと読むんだと思っているんじゃないよね?

今上陛下が明仁親王だけど…陛下をあきひとさまと呼ぶのはおかしいし、
ニュース記事以外で御名をここに書いたこともない。
崇徳天皇(顕仁親王)をあきひとさまと書いたこともないし、
内親王殿下お二方の名前が一致しただけで、ここにヒットしちゃったんだね。

ニュースの記事だと「さま」だけど、
本当はニュースでも陛下、皇后陛下、親王殿下、妃殿下、内親王殿下と呼ぶべきだと思う。
(私は某人だけは名前+さまとも、妃殿下とも呼ぶ気はないが)


たまにびっくり検索ワードがある。
おもしろいのもある。
なぜその言葉でヒットしたのか全く思い当たらないこともある。

日記(5/18)

地震びつくり
たぶん、いつもの定期揺れだとは思うけど。

今までの経験上部屋の中の、とある置き物は震度4以上になると倒れるのだが、今日は倒れた。
もちろん、震度だけでなく揺れの方向や質によっても変わってくるけど、ほぼ正確。
詳細な震度情報ではここは震度3だったが、この区の観測場所の数値よりは強かったように思う。
このアパートは最近揺れを感じやすいので、観測値が間違っているというのではなく
あくまで、この地点はもっと揺れた(かも)ということ。

先月4月17日午後9時過ぎ(宮城県沖M5.8)最大震度5弱の地震は緊急地震速報が出たが、今回はなし。
今回(福島県沖M5.9)は最大震度5強。
4月17日もここは詳細の震度3だった。とある置き物は倒れず。
でも恐怖感は先月の地震のほうが上。緊急地震速報が鳴るとかえって増大する。
先月のは夜だったからそのせいもあるのかもしれない。
先月のはテレビの速報と揺れがほぼ同時、携帯は少し遅れて鳴ったが
揺れ+速報の音でびっくりしてひとりで騒いでいたが
今回は揺れと地鳴りで「おおおお」と思ったが、それほど怖いとは思わなかった。
で、今日は休日だったけど
職場で周囲にキャーキャー騒ぐ人がいると、それも恐怖が増す。(去年の12月7日等)


一昨年の大震災のような、とてつもなく強くて長い揺れでは
恐怖もそうだが、頭が真っ白になってわけがわからなくなった。
停電してすぐに電気も消えたし、いろいろ崩れたり落ちたりして茫然とするばかりだった。
あのときは悲鳴もなく、皆無言だった。
いろいろ思考できるような地震のうちはまだ大丈夫。


(文化の扉)はじめての向田邦子 作家生活1年半、「昭和」を鮮やかに

(文化の扉)はじめての向田邦子 作家生活1年半、「昭和」を鮮やかに
2013年05月20日 12:25

まだ51歳だった作家・脚本家の向田(むこうだ)邦子(1929~81)が、
飛行機事故で世を去り32年。こまやかな筆遣いで昭和の暮らしを鮮やかに描いた。
今も関連出版やリメークが続く。
小林亜星が頑固おやじを演じたホームドラマ「寺内貫太郎一家」(1974年)。
この脚本をノベライズした作品が、向田の作家としての第一作。
ただ活字版はドラマの筋の途中で終わっており、これを書き継ぐ取り組みが続く。
執筆はフリー編集者の烏兎沼(うとぬま)佳代さん。
7月に「完本 寺内貫太郎一家」として新潮社から出版される。
河出書房新社は6月、「文藝別冊 向田邦子」を出版する。
単行本未収録だった高校生向けエッセーを載せ、角田光代や小池真理子が
向田の人気作品と同タイトルのエッセーを書く“競演”で読ませる。
編集者の東條律子さんは「作家として本格稼働したのは、亡くなる前の1年半とごく短い。
なのに今もたくさんの作品が残っている。
その奇跡のような現象に思いをはせられるようにつくっています」。

NHKで放映された「阿修羅のごとく」(79~80年)は今年、
荻野目慶子、浅野温子らにより舞台化された。
向田作品は毎年のように舞台や放送でリメークされる。
向田を若い頃から見守り続けた森繁久弥は早世を惜しみ、こんな言葉を残した。
「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ薫る」
確かに、残された作品の存在感は大きい。
生前に出した本はエッセーを含め6冊と意外に少ないが、
直木賞受賞作を収録した小説集「思い出トランプ」(新潮社)と
初めてのエッセー集「父の詫び状」(文藝春秋)をはじめ、
文庫化されたロングセラー作品がたくさん残る。没後編まれたムック本や作品分析も数多い。

テレビの脚本を手がけだしたのは、東京タワーができた1958(昭和33)年。
昭和一ケタの感覚を研ぎ澄ませ、高度成長期に変わっていく世の中を見つめ、
3千本とも言われる脚本を紡ぎだした。
放送界での仕事の蓄積を、後年、作家としていかしたのだろう。
それにしても脚光を浴び続けるのはなぜか。
若い世代には中学の国語教科書に載っている「字のない葉書(はがき)」を
覚えている人も多いだろう。照れ屋の父はまだ字の書けない娘が学童疎開する時、
自分宛てのはがきの束を託す。
「元気な日はマルを書いて、毎日一枚ずつポストに入れなさい」と告げて。
戦中の家族像を描いた掌編だ。
昭和を描いた向田の感性は、戦争の影響ぬきに語れない。
この作品に描かれた向田の末妹でエッセイストの向田和子さん(74)は語る。
「物のない時代、姉は動員先でもらったわずかな乾燥バナナを
家族みんなに同じように分けた。それが当たり前にできる人だった」
分かちあおう、という人生観が作品の底に流れている。
「豊かな世の中になって久しいから、時に立ち止まって、邦子の作品にふれ、
何げない日常の大切さを感じてもらえたらうれしい。
東日本大震災が起きて、より一層、そう感じています」(木元健二)

■読む
22歳の頃の追憶をもとに、自分なりの物差しを持つことの大切さをつづったエッセー
「手袋をさがす」は「夜中の薔薇(ばら)」(講談社文庫)、
「字のない葉書(はがき)」は「眠る盃(さかづき)」(同)に収録されている。

■見る
パソコンなどで視聴できるNHKのオンデマンド放送では、
2011年に松下奈緒が主演した「胡桃(くるみ)の部屋」などが楽しめる。
TBSで放映された「寺内貫太郎一家」シリーズは、DVD化されている。

■訪ねる
向田の三十三回忌をしのぶ展示会が8月21~27日、
JR東京駅前の八重洲ブックセンターで開催予定。
鹿児島市のかごしま近代文学館では、たくさんの遺品を展示。自宅リビングも再現されている。

■共感誘う世界が魅力 NHKアナウンサー・有働由美子さん
40歳を過ぎ、向田邦子をしみじみと読むようになりました。
同じ年頃の友人もそれぞれの道に進んでしまい、愚痴をこぼしても始まらない。
そんな境遇に至ってから、独りゆっくりしたい時、作品に手が伸びるようになりました。
なかでも好きなのが「寺内貫太郎一家」ですね。テレビドラマはもちろんですが、
小説化された活字作品の思い出が深くて。おととし亡くなった母の病床で朗読したんです。
もう末期だったので、聞こえているかなぁ、と思ったら
「うちみたいな家庭あるんやね」とふと言われました。
わたしが育ったのも、貫太郎みたいな頑固な父がいて、母は黙ってついていって、
という昭和な家庭でしたから。
向田邦子の世界は「これ、ウチのことだ」と思わせる魅力に満ちています。
例えば湯飲みの置き方ひとつで伝わってくる感情。
淡々とでも深く、それぞれの生き方、暮らしぶりを尊重しながら描く。
実際のお人柄も情に厚いだけでなく、人との距離の取り方が絶妙なのでしょう。
ホンネを描きながら、私と違い、決してぶっちゃけない。
生きていらしたら、どうやっても会いたい。あこがれの人。

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305190288.html

日記(5/25)

風がひんやりして、肌寒いほど。

今期の朝ドラ、あまりきちんとは観ていないけど
テンポが良くて面白い。(日によっては全くつまらないこともあるが)
私たち世代にとっては「懐かしい」ネタもいっぱい。
こういうの、年配の人にとってはどうなのか、ついていけるのかと
この前帰省したときに、母に聞いてみたら
「大丈夫、よくわからないけど、この前の変なのよりは面白い」
「宮藤さんのだから観なければ」
母は宮藤さんのファンではないが、一応地元の人(合併後は)なので観ているらしい。
私も、冒険的な作品としては前作よりは良いと思うし、梅やおひさまよりも面白いと思う。
でも、ドラマ上では今2009年3月。2年後どうなるのか、誰か死ぬのかと考えると気が重い。
一代記の朝ドラで主人公が長命だと、周りの人がどんどん死んでいくのは
まあしょうがないと思うことが出来るけど…
大河もどんどん人が死んでいくけど
あらかじめ、誰がいつ死ぬと知っているからそれほどつらいということはない。
でも八重の桜はしばらくは重い展開が続く。


自分メモ
Aeroスナップを無効にする
コントロールパネル→コンピューターの簡単操作
→マウスの動作の変更→下までスクロール
《ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします》にチェック
→適用

山元町のお寺の観音像戻る

被災地で盗難の観音像戻る 寺に「置きました」と電話 宮城
2013.5.28 18:43
 宮城県山元町の寺院「普門寺」から観音像が盗まれた事件で、宮城県警亘理署は28日、
観音像が見つかったと発表した。近く元の場所に戻される。
 坂野文俊住職は「本当に良かった。皆の思いが通じたのかもしれない」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 坂野住職によると、28日午前9時ごろ、同寺に男性の声で「観音像を置いていきました」と電話があった。
坂野住職が外に出ると、観音像が玄関前に立った状態で置かれていたという。損傷はなかった。
 観音像は真鍮(しんちゅう)製で東日本大震災の津波で流されたが、がれきの中から発見。
その後、遺骨などで作られた塚に安置され、地域で震災犠牲者の鎮魂の象徴となっていた。
 同署は、窃盗事件として調べている。観音像は22日午後1時ごろに盗まれていることが分かり、
同寺が被害届を出していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130528/crm13052818470014-n1.htm


無事戻ってきて良かった。


第1671回「あなたが最近鑑賞した芸術作品は?」

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今月上旬にメディアテークで開催されていた「尊厳の芸術展」
戦時中、アメリカの強制収容所で捕虜生活を送っていた日系アメリカ人が限られた物資で作った生活必需品、芸術品。

器用さに感嘆したのはもちろんのこと、
ひとつひとつに魂がこもっていた。
あの精神力、今の日本人は持っているだろうか。
私は持っていない。
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