伊勢神宮臨時祭主に黒田清子さん

伊勢神宮臨時祭主に黒田清子さん
2012.5.7 21:39
伊勢神宮(三重県伊勢市)は7日、祭祀(さいし)をつかさどる臨時神宮祭主に、
天皇、皇后両陛下の長女の黒田清子さん(43)が4月26日付で就任したと発表した。
神宮祭主を務める陛下の姉、池田厚子さん(81)が高齢であることを考慮したもので、
黒田さんは池田さんを補佐する。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120507/imp12050721400002-n1.htm


来年はいよいよ遷宮。
遷宮は20年に一度。池田厚子さんがご高齢という事情もあるのだろうけれど
引き継ぎの意味もあるのかも知れない。
先月伊勢神宮に行ったときに、私の前を歩いてたグループには案内の人がいて、その方の説明が聞こえていた。
(ちゃっかり途中まで便乗して聞いていた)
その中で、「3月に正殿の上棟祭があり、天皇陛下のお姉さまの池田厚子さんも祭主として出席した」
「ご高齢でもしっかりと歩いて石段を上り、お務めを果たされていた」など。
遷宮は大掛かりで、いくつもの神事がある。
池田厚子さんと黒田清子さんがお二人で務められるということで、なんとなく心強い。


斎宮と祭主をごっちゃにしている人もいるが、斎宮は南北朝時代までで今はいない。
斎宮は未婚女性だが、祭主にはそのような縛りはない。
終戦後は降嫁して一般人となった皇女が就いている。
今回も前例に倣っている。

このところ、女性宮家問題で黒田清子さんを皇族に戻しては?という意見もある。
確かに清子さんは素晴らしい方であり、皇女として申し分のない方である。
でも今後を考えると、女性宮家ではなく、このような形で支えて下さった方が良い。
清子さんが女性宮家当主となれば、(一応)同じ立場の愛子さんも残ることになってしまう。

祭主は天皇陛下が任命する。
今回は臨時祭主だが、いずれ清子さんが祭主を引き継ぐことになるのだろう。
あくまでも推測だが、陛下は女性宮家創設を望んではいないのではないだろうか。
前例に倣った形で、一般人として元内親王の役割を果たしてほしいということが
陛下のご希望と読み取っても良いのではないだろうか。
カテゴリ
月別アーカイブ
ブログ内検索
書き主

おおやしまねこ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: