東北・北陸新幹線 仙台ー金沢で初の直通運行

東北・北陸新幹線 仙台ー金沢で初の直通運行
11月7日 12時35分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161107/k10010758401000.html

北陸新幹線が開業した石川県や富山県に、東北から観光客を呼び込もうと、
仙台と金沢を直通で結ぶ臨時の新幹線が、7日に初めて運行されました。
臨時の新幹線は、東北新幹線から北陸新幹線へ大宮駅で乗り換えることなく、直通で運行され、
今回初めて仙台駅と金沢駅の間を1往復します。

7日午前、ふだんは北陸新幹線を走る「E7系」と呼ばれる車両が仙台駅に姿を見せ、
新幹線を利用するツアー客およそ800人のほか、鉄道ファンなどが出迎えました。
群馬県から夫婦で来た50代の男性は「東北を走る北陸新幹線の車両に乗れるのでわくわくドキドキです。
たくさん写真を撮って、北陸ではとれたてのカニを食べてきたいと思います」と話していました。
臨時の新幹線は午前10時36分に出発し、途中の大宮駅では、進行方向が変わるため、
乗客が自分たちで座席の向きを反対にし、富山県の黒部宇奈月温泉駅や富山駅などに停車したあと、
金沢駅に午後2時半すぎに金沢に到着しました。
改札口では、ミス百万石や加賀友禅を着た着物姿の女性たちが乗客を出迎えました。
福島市から訪れた女性は「金沢まで乗り換えがないのはとても便利だと思いました。
駅では着物姿の女性に迎えられ感激しました。金沢を満喫したいです」と話していました。
このあと、乗客はそれぞれの目的地へバスで向かいこのうち、金沢市内を中心に観光する団体客は金沢城公園を訪れ、
国の重要文化財に指定されている石川門などについて、ボランティアガイドの説明を受けていました。
仙台から訪れた男性は「金沢城公園は、初めて来ました。直通新幹線で来られるならまた来てみたいです」と話していました。
また、添乗員の女性は「仙台と金沢が近く感じました。今後も直通新幹線が運行するのであれば、
お客さんに北陸も勧めたいです」と話していました。
JR東日本仙台支社の百々潤司営業部長は「今回のツアーが成功すれば、
次は北陸のお客様が東北に来てもらえるような催しも考えていきたい」と話していました。
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