日記(5/17)

暑くなるという予報だったけど、思ったほど暑くはなかった。

仙台市文学館にまた行ってきた。
今回は「いわさきちひろの世界 ピエゾグラフ展」を観るため。

ピエゾグラフとは
パンフレットによると
>ちひろ美術館では、2004年より、その時点での作品の風合いを後世に伝えていくため、
>原画をデジタル情報として記録し、保存していくアーカイブを続けています。
>同時に、そのデジタル情報をもとにして、「ピエゾグラフ」の制作も進めてきました。
>ピエゾグラフとは、耐光性のある微小インクドットによる精巧な画像表現で、
>ちひろの繊細な水彩表現まで高度に再現しています。
>光に強いピエゾグラフは、ちひろの作品の公開の可能性を大きく広げました。

とのこと。
よくはわからないが、ぼんやりとは理解した。

見たことのある絵も多かったが、初めてみる絵やデッサン、原稿の下書き、
家族へ宛てた手紙なども展示されていた。
子供の頃に読んだいくつかの絵本もあった。
ちひろがローランサンが好きで、若干、影響を受けているということも初めて知った。
思想的なことや政党は別として、ちひろの絵はずっと大好きだった。
やさしい色合いと子供の動きや表情、ぼかしたようなタッチが好きだ。

20年くらい前に山形美術館にちひろ展を同僚三人と観に行ったことがある。
さほど親しくはないけど、券をもらって誘われた。
たぶん、その年私はちひろのカレンダーを買っていて、そこからそんな話になった記憶がある。
お昼に食べた板そばと、
運転した同僚の車がおじいさんにぶつけられて、そこで時間を食ったこと
そんなことばかり覚えていて、肝心の展示は全く覚えていない。
その時に一緒に行った同僚のうちのひとりは、
皇室廃止活動に精をだすようになり(ちひろの所属していた政党ではないが)
もうひとりはなんだかよくわからない事業を始め(ア●ウェイの頃は聞き流していたけどそれより進行した)
その後それぞれが別の職場になり、ふたりとも音信不通になった(わたしがそうした)
そんなことを思い出したりもした。

今回は地下鉄とバスで、順調だった。
もう蛇もでる時期なので山道は使わなかった。

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